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50代からのリアル #1子どもが独立したあと「自分の役割」がわからなくなった話

50代からのリアル #1子どもが独立したあと「自分の役割」がわからなくなった話

50代になると、
これまで当たり前だったことが、少しずつ変わり始めます。

このシリーズでは、
「50代からのリアル」として、
誰にでも起こりうる出来事と、そのときに感じる気持ちを言葉にしていきます。

子どもが独立したあと、ふと感じる“空白”

子どもが独立して、家を出ていく。
それは本来、喜ばしいことのはずです。

ちゃんと育って、巣立っていった証だから。

でもそのあと、ふとした瞬間に
こんな気持ちがよぎることはありませんか?

「これからの私は、何をしていけばいいんだろう」
「誰のために、時間を使えばいいんだろう」

ぽっかりと、心に空白ができたような感覚。
忙しかった頃にはなかった、静かな戸惑い。

これまでの人生は「役割」でできていた

これまでの私たちは、
気づかないうちに“役割”を中心に生きてきました。

・母、父として
・家族を支える存在として
・仕事を担う一人として

やるべきことがあり、求められる場所があり、
それに応えることで、日々が成り立っていた。

でも、子どもが独立すると、
その大きな役割のひとつが、ふっと手から離れていきます。

すると、こんな感覚になるのです。

「自分が何者なのか、わからなくなる」

それは“空っぽ”ではなく、“余白”です

この感覚は、決して悪いものではありません。

むしろ、
新しい役割を自分で選び直せるタイミング です。

これまでのように、
誰かに求められて動くのではなく、

・自分が何をしたいのか
・どんな時間を大切にしたいのか
・誰と関わっていきたいのか

を、自分の意思で決めていける時期に入った、ということ。

言い換えれば、
「空白」ではなく、“自由に描ける余白” です。

小さくていい。「自分のため」の時間を持つ

とはいえ、急に「やりたいことを見つけましょう」と言われても、
すぐには見つからないものです。

そんなときは、
大きな答えを探そうとしなくて大丈夫。

・少し気になっていたことを試してみる
・ひとりの時間を意識してつくってみる
・これまで後回しにしてきたことに目を向けてみる

ほんの小さなことでいいのです。

その積み重ねの中で、
少しずつ「自分の時間の使い方」が見えてきます。

私たちは、まだ途中にいる

子どもが独立したあと、
人生が終わるわけではありません。

むしろここからが、
“自分のために生きる時間”のスタート です。

役割を失ったのではなく、
役割に縛られなくなった。

そう考えたとき、
これからの時間の見え方は、きっと変わってきます。

まとめ

子どもが独立したあとに感じる戸惑いは、
自然なものです。

それは、
これまでの役割を終えたからこそ訪れる変化。

そして同時に、
これからの人生を自分で選び直せるサインでもあります。

焦らなくて大丈夫。
少しずつ、自分のペースで。

これからの時間を、
自分のために使っていきましょう。

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